皮膚には心の状態があらわれます
皮膚は心の鏡とも言われるように、皮膚と心の状態は深く関係していますから、治療に当たっては患者さんの心の持ち方が大切です。
現代に多いアトピー性皮膚炎の、家の中のダニやホコリ、食事など皮膚や粘膜が過敏に反応して起こるというこの症状も、心理的ストレスが症状悪化の一因となっており、親の過干渉や激しく叱られる等の心理的圧迫を子が感じる時や、成人でも仕事や人間関係のストレスがあると症状に影響します。
脱毛症やじんましんも同様で、直すには医師の指示を守ることだけでなく、家族の温かな見守りと自分をいたわる、肯定の気持ちが必要です。
人生に対して楽観的、前向になる時に人の自然治癒力が発揮されるという信念のもと、病状に対する懇切丁寧な説明と、きめ細かな指導等一般皮膚科診療の充実と共に、美容皮膚科も開始して、依頼があれば個人宅や施設等への往診も可能な限り行って、高知の地域医療に貢献できる皮膚科を目指しています。