臍帯血の必要性と法整備について
臍帯血とは胎盤をへその緒の中にある血液のことです。その中には血液の元になる細胞がたくさん含まれており、これを白血病や再生不良性貧血などの病気の人に使うことでそのような病気を治すことができます。出産の際に以前は捨てられていたものですのでさい帯血バンク提携施設であれば採取することができます。臍帯血の移植の累計実施症例は7500件以上にものぼります。
公明党ではさい帯血移植の推進を応援し1998年にさい帯血移植手術に対する医療保険の適用が実現しました。
現在はさい帯血そのものに対する法整備がなされていないため全国10地域のバンクは赤字体質になっていますし、保存されているさい帯血の質にもばらつきがでてしまっていますのでこれを改善すべく公明党は支援しています。